WWViews のプロジェクトは、COP15 の開催地であるデンマークの「デンマーク技術委員会(DBT; Danish Board of Technology)」と「デンマーク文化協会(DCI/ Danish Cultural Institute)」が企画したものです。
このプロジェクトの中心となるのは、今年9月26日に世界の国と地域で同時に開催される世界市民会議です。そこでは、各会議100人の市民が、COP15 で交渉される論点のいくつかを討議しつつ自らの見解を形成し、投票することが予定されています。この世界市民会議は COP15 の政府間交渉、及び、今後の世界の気候政策の行方に影響を与える機会を、市民に提供することを狙いとして開催されるものです。
世界の市民は地球の温暖化の進行だけでなく、今後の気候政策のもとで生きてゆかなければなりません。これこそが、COP15 において政治的な意思決定者が交渉を行う前に、市民の意見を聞くべきだという本プロジェクトの趣旨です。