WWViews in Japan最後のセッション。真摯な議論を経て、18のグループそれぞれの短い提言 メッセージが、タイトルつきでまとめられ、最終的に会議全体を代表する提言として、全員による投票によって、以下の三つの提言が選ばれた(得票数順)。
地球がカゼをひいています!(票数31)
熱があと2℃上がると重症になります。私達は治し方を学び、世界の人々に広めます。皆で
知恵を出し合って、経済的に、技術的に協力し合って治しましょう。
気候変動問題に国境なし(票数28)
先進国は舵取役としての責任を。途上国(高排出国)には理解と協調を。地球人として、地球のあるべき姿を未来に残そう。
ひとりひとりができること(票数25)
先進国と途上国が互いに尊重し合える新しい枠組の中で、世界中の人々が情報共有できる場づくりを実現し、一人一人が自ら取り組める目標づくりを行うこと。
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世界の皆が参加しよう!(票数25)
自国の利害や立場によらず、すべての国の参加を求める。広く正確な情報提供で市民意識を高める。会議の成果を反映させ次世代に継続させる。
地球はひとつの家だから(票数24)
もはや地球の破壊は許されない。後悔しない未来のために、できることからやっていく。豊かな人から意識を高め、「地球は一つの家」と考えよう。
「地球=自分の家」のために(票数21)
気候変動に対し、誰もがわかりやすい目標と経過を、定期的に発信して下さい。身近で具体的な指針も示して下さい。
私達の準備はできている!(票数19)
地球温暖化は人間の責任だ。責任は果たしたいが手段はわからない。市民ができる具体的な事を決め、各国の得意分野で協力を!
地球の未来への責任(票数18)
これ以上負の遺産を増やさないために、先進国を先頭に地球の私たち全員が、意識を持ち、新しいエネルギーを使いながらもCO2の削減目標を達成できる枠組みを作る。
本気で地球を救おう(票数16)
我々はいつでも行動できる。そのために全世界市民との情報の共有化を図り、実行可能なシステムの構築を求める。
地球ファミリーの舵取りを!!(票数15)
地球という同じ生命体に住む家族として、知恵と心を寄せ合い、互いの立場を受け入れ認めながら、1人1人ができる事をそれぞれの国で実行していこう。
みんなで減らす、みんなで創る。(票数15)
地球規模の温暖化に対して、問題意識を共有し、個人レベルの地道な努力を促す。また、国同士の協力による新技術の開発チームをつくる。
「未来の地球との約束!」(票数14)
皆で参加し、実現可能な目標を立て、すぐに行動しよう。先進国は、脱化石燃料の技術開発と資金の提供という役割を果たし危機をチャンスに変えよう。
私たちはチーム地球の一員です。(票数12)
地球環境を次の世代に残すために、皆で自覚しよう。まずは、温室効果ガス−25%を目標に先進国はリードします。我々はチーム地球の一員です。
未来の地球のために今何ができるか(票数12)
先進国は資源を多用して発展してきた事への反省を、途上国はその反省をふまえ、今自国がすべき事を覚悟・協調した枠組づくりをし全世界で有言実行を!!
青い地球を残すために!(票数11)
気候変動への緊急手術が必要です。鳩山政権の友愛の精神で、見返りを求めず日本の技術力を提供します。短期的な目標・賞罰を実行し、長期的に継続しよう。
地球温暖化に対する意識を高めよう(票数10)
地球温暖化に対する意識を高め、世界各国が同じ土俵に立った上で身近な事からリスクを恐れない大胆な対策を明確かつ実現性のある目標を作るべきである。
気候改革!!(票数9)
最も不利な人々の切実さを持って地球人としての環境教育の確立とすべての国で衡平性を考慮した削減目標を定め、ペナルティも含めた実効力のある対策を求める。
「今→未来の地球へ」(票数8)
私たちは地球市民として公平に負担し、責任を果たしたい。皆に「やらせる」のではなく皆を巻き込んでいく強いリーダーシップを望む。